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2026.03.19
イベントレポート
伝わるコツを学ぶ。「魅せ方アップ!デザインのヒントおしゃべり会」を開催しました!
EDONOWAでは、2月27日(金)に「魅せ方アップ!デザインのヒントおしゃべり会」を開催しました。起業をすると尽きない、デザインの悩み。自社の魅力をうまく伝えるには……。本イベントは、そんな課題を持つ方を対象に、チラシやウェブサイトなど事業を進めるにあたって必要なデザインのコツを学び、相談できる機会です。2部構成で行われ、過去最多の参加者が集まった一夜を振り返ります。
起業支援に携わるプロのデザイナーが、伝わるコツを説く

開場とともに座席が埋まっていく様子を見ると、来場者の期待の高さがうかがえました――。2月27日(金)にタワーホール船堀で「魅せ方アップ!デザインのヒントおしゃべり会」を開催しました。本イベントは2部構成で実施され、第1部ではデザインを学べるプチ講座からスタート。「事業のチラシやSNS投稿画像を作ってみたけれど、なんだか伝わらない…」や「自社のサービスの魅力をうまく “ 魅せる ” にはどうすればいい?」といった悩みを持つ皆さんに対して、デザイン制作のコツが実例を交えて説かれました。
今回、講師を務めたのは、株式会社ツクリエでデザイナーを務める水落桃子さんです。海外の大学を卒業後、現地のゲーム会社でインターンを経験したのち帰国。デザイン会社や広告代理店、Web制作会社にてデザイナーやアートディレクターを担当したのち、創業支援会社のツクリエでデザインおよび広報を担当されています。日々、スタートアップ領域の取り組みに接して、モノやコトの魅力をデザインで発信しているだけに、まさに参加者の悩みに共感できる方です。
プチ講座は「魅せるデザインの3つの共通ルール。今すぐ使える実践法」と題して始まりました。水落さんはまず、“なんかパッとしない”や“投稿しても反応がいまいち”など、デザインの悩みが生じる背景には「判断基準がないまま制作をしていることがある」と指摘。昨今は、生成AIの登場やテンプレートが豊富なオンラインツールが手軽に利用できる時代であり、深く考えなくても形にはなる一方で、効果が出ずに悩むケースもあるでしょう。
そのため、水落さんは「判断基準」を設けるべく、誰に向けたデザインなのかを明確にする「ペルソナ」を設定する重要性を説きました。伝えたい相手の解像度を高めるため、この日は3分間でできるミニ演習も実施。デザインをこれから学ぶ方にとっては新たな知識に、学び始めた方にとっても基礎を振り返る時間になったはずです。
そして、ペルソナが決まると本題です。伝えたい相手が見えてくれば、デザインの「何を一番目立たせるのか」「どんな印象にするのか」「どんな雰囲気で見せるのか」といった3つの“判断基準”が定まると解説。さらに、主役(情報の優先順位)、印象(色・フォント)、世界観(写真・トーン)という具体的な3つのデザイン要素が選択できるようになると明かしました。

ただ、ここで大事なのはデザイン要素の取り扱い方法です。正しく使わなければ、効果は出ません。実は、“魅せる”デザインを生み出すためには、3つの共通ルールを意識して手を動かす必要があるのです。
一つ目は「① 情報の優先順位をつける(レイアウト)」であり、二つ目は「② 印象を統一する(色・フォント)」、三つ目は「③ 世界観を統一する(写真・アイコン)」というもの。当日は、事例を交えて3つの共通ルールが解説されました。本レポートでは、そのルールを図解したスライドを特別にご紹介します。デザインに関するYouTubeや書籍などでも様々なノウハウが示されていますが、EDONOWA的にはまずこの3つを押さえると良いでしょう。



相談会も実施。デザイン、事業など個々の悩みを解決するきっかけに



一方で、第2部では事前申込制の個別相談および自由交流タイムを開催しました。講師の水落さんを含む2名のデザイナーが、参加者が抱えているデザインの悩みに対してアドバイスを行ったほか、EDONOWAのオンラインコミュニティに入っている方を対象に、デザイン添削も募集(本イベント後に添削内容を回答)。コミュニティマネージャーによる創業や事業に関する壁打ち相談会も、同時開催しました。
ひとつのイベントで講座、相談会、自由交流タイムを一度に実施したのは、今回初めての試みとなりました。相談会にいらした方は、事業に沿ったペルソナやテーマカラーの設定から商品パッケージへの落とし込みに悩まれたり、地域向けに集客方法の課題感を持っていたりと、状況はさまざま。限られた時間ではありましたが、皆さまの事業が一歩前に進むきっかけになれば、EDONOWA一同、嬉しく思います。

本イベントをもって、令和7年度のEDONOWAのイベントはひと区切りになります。今年度もたくさんの方にご参加、ご協力いただきありがとうございました。少しずつ、つながりの輪が大きくなっていると実感の持てた1年となりました。令和8年度に向けた取り組みも準備中です。ぜひご期待ください。